映画 日本刀の美

日本刀の美

長野県立美術館東山魁夷館三階にて刀剣ワールドの新作映画 《日本刀の美》の試写会と映画製作関係者とのレセプションに参加させていただいた、女優の大塚さんが殺陣の指導を受ける中で竹光ではあるが本物のように使えと云う所にいきずまり真剣本物を求めて研ぎ師さんへ弟子入り3か月の修行体験の中で京都の山の中で砥石の切り出し~真剣に係る職人の皆さんの紹介が為されていく物語でした、長野県には幕末松代藩の刀工山浦真雄 清麻呂兄弟、現代では宮入御一門がおられ現代に日本刀文化を継承している、長野県県立美術館にも真雄の短刀と宮入行平、法廣刀匠の刀が展示されています、その他の伝統文化にも触れて日本の伝統が紹介された映画でした。Uチューブで広く世界に発信されている刀剣ワールド、日ノ本の国よりも世界からの反響が大きいそうです、長野県も剣道、居合道、古流剣術人口減るばかりで寂しい状況下です、大塚女史も私たちのやっていることは本物ではないが時代劇や殺陣のパホーマンスは何も知らない者の一番近い入口になってくれると信じてこれからも頑張っていくと申されていました、竹光を真剣のように使うという出だしの答えは出ていませんでしたが日本の伝統文化の継承に一石をとおじる作品でした。虎韜館には刀でないものも刀のように使うという教えがあります、持っ物の重心と力点を即座に掴むことにより箸でも棒でもうまく使う、一刀流の先人たちは薪で柳生宗徳と戦ったり鉄扇一つで道場殴り込み全滅させたりと大変な先輩たちの流れを受けています。